
当院で事務が担当する業務をまとめました。
いきなり全部できる必要はありません。一つずつ覚え、最終的にすべてできるようになることを目指していきます。小さなクリニックなので、私自身も業務を分担し、徐々に移譲していけたらと考えています。
訪問前業務
• 訪問スケジュールの調整
• 訪問患者の情報整理・共有
• 契約書の取り交わし
• 医療物品の在庫管理・発注
訪問スケジュールは、デイサービスやリハビリなど患者さんの予定を避けて調整します。また、医療用SNSで最新の患者情報を確認し、必要な準備を整えます。
例えば、前日に転倒し腰痛を訴えている情報を把握していれば、医師が的確に診察できます。痛み止めが在庫切れなら治療もできません。医師が現場で困らないよう、事前の準備を抜け漏れなく行うのが重要な役割です。
訪問同行業務
• バイタル測定
• 運転業務
• 処置補助
• 医療廃棄物の回収
• 診療録の入力補助
同行時は問診や診察内容をカルテ入力します。安定した患者さんでは医師が自分で入力しますが、初診や2回目の訪問時は全身診察を行うため入力の補助が必要です。
入力内容や診察の流れは一つずつ覚えていけるよう、教育プログラムを用意しています。なお、車での移動が基本なのでペーパードライバーでは業務が難しいことも想定してください。
訪問後業務
• 薬局・訪問看護・ケアマネへの情報連携
• レセプト入力
• 電話応対(患者・家族からの問い合わせ)
訪問後は薬局に処方箋を送り、薬の配送を依頼します。薬の変更時は薬局から問い合わせ(疑義照会)が来ることがありますが、これは医師が対応します。
レセプト業務も発生しますが、外部サポートを利用し、初心者でも少しずつ学べる仕組みを整えています。
その他の事務業務
• 新患・医療機関からの問い合わせ対応
• 医療機関との受診調整
• 求人・人事・労務管理
• ホームページ更新
新患受け入れの電話対応、急変時の病院紹介、総合病院との連携調整も重要な役割です。医学的な知識が必要な場面もありますが、サポートしながら少しずつ慣れていただければと思います。
私たちの働き方の基本姿勢
小さなクリニックなので、得意・不得意は当然あります。最初はできなくて当たり前です。その上で大事にしているのはこの2つです。
• できないことをできるようにする = 挑戦を止めない
• 間違いに気づいたら素早く修正 = 変わらないことは“変わり続けること”
「私はこれができません」というのは問題ではありません。本当に重要なのは「できるようになるにはどうするか」です。
失敗しないのが正義ではなく、挑戦の結果の失敗は成長のチャンスです。修正し続けることで必ず階段を登れます。一方で、間違いを放置したり、修正が遅いと成長は止まります。
働く上で意識してほしい3つの視点
• Will:仕事を通じてどう成長したいか
• Can:今できること
• Must:やらなければならないこと
まずはMustを一つずつできるようにしていくこと。最初はCan<Mustですが、続けるうちにCan=Mustになります。
ここまで来たら仕事はかなり楽になります。ただ、そこで満足しないでください。Will(自分がどう成長したいか)を持ち続けることが、豊かな働き方につながります。
Mustばかりに追われると、人は疲弊します。強制されたことだけをやるのは、夏休みの宿題のようなもの。自分で目標を見つけることで、働くことが楽しくなります。
私たちが大事にしている考え方とマインドを共有し、共に成長し、患者さんに貢献できることを心から願っています。


